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ROKKO森の音ミュージアム

企画・デザイン 施工
ミュージアム
兵庫県神戸市
2021年7月 施工完了
Client:六甲山観光株式会社

六甲山の自然と森の音に癒されるナチュラルガーデン
施設リニューアルに伴う敷地拡大や造園工事を担当

神戸市の六甲山頂にあった「六甲オルゴールミュージアム」が2021年7月にリニューアルオープンするにあたり、ガーデンの敷地拡大やデッキ、ベンチ、ハンモックスペースなどの憩いのスペースの増設などを担当。元々ガーデンにあった六甲山の四季折々自然はそのまま活かし、車椅子の方でもサポートがあれば周遊できる道幅の確保や起伏の緩和など、利便性にも留意した。

六甲山系を一望できるテラスにはハンモック席を
「外にいる、部屋」がコンセプトの360度全方位透明のドームの土台も新設
「森のローズガーデン」はミュージアムスタッフが閉園後のローズ園から引き継いで移植したもの
ガーデン内には感知式の音が流れるベンチ「音のベンチ」を設置
既存のウッドデッキには汲み上げ式の滝を設置。涼しげな水の音が園内に広がる
  • 企画・デザイン
    段階的に進められたリニューアル計画
    2019年に近隣ガーデンの閉園に伴う「ローズガーデン」の移設のご相談を受け、本プロジェクトがスタート。施設自体のリニューアルも確定したことから、ガーデンエリアの敷地拡大に伴う企画・デザインをご依頼いただいた。「お客様がお座りいただける席をガーデン内に100席用意したい」「車椅子でのお客様もサポートがあれば周遊いただける道幅と起伏にしたい」などのご要望や先方のイメージ図を頂戴し、ガーデンの敷地拡大企画とそれにともなう施工工事案を提案。
  • 施 工・工事
    元のガーデンや植生を生かした施工工事
    2021年12月より本格的に工事がスタート。ガーデン内に設置されていた基礎の撤去や土留めなど、安全に配慮した基礎づくりをはじめ、ツリーハウス下には人工滝を設置。また、土壌整備の際には、予測していなかった岩の発掘などのイレギュラーもあったが、それらも活かしたレイアウトに微調整。素敵なナチュラルガーデンをゆっくりと休憩しながら回っていただけるよう、園内各所にベンチやハンモックを設置した。
  • お客様の声
    Voice
    想い描いていた理想のガーデンを形にしてくれました
    「お客様が憩い、ゆっくりと滞在していただくこと」を大切にしたいという、私たちの想いを形にしてくださいました。段階的な工事だったこともあり、調整をお願いすることもあったのですが、嫌な顔一つせず「では、こんな感じはいかがですか?」と提案してくれ、私も楽しみながら関わることができました。六甲山系の植物のことをよく知っているし、経験値も豊富でとても助かりました。今は毎日のメンテナンスの時間が楽しみです。
    ROKKO森の音ミュージアム
    係長 植栽管理 木村 友美さん